「道路」。それはわたしたちにとってあまりに身近なものであり、生活に欠かすことのできないものです。わが国の道路整備は、主に戦後から本格的に進展してきました。この間、モータリゼーションの急激な進展に対応して積極的に道路網の整備が進められてきました。しかし、今なお都市部、地方部に限らず道路網の整備には強い要請があります。
また、車社会化が定着している現代社会において、交通安全、交通渋滞、沿道環境等の基本的課題をはじめ道路整備に求められる様々なニーズに対して、地域の声を聞きながら利用者の要望に応える道路整備を進めていくことが必要です。
わたしたちエー・アンド・ビーは、道路が未来へつながる資産であることを認識し、利用者や地域の声を反映した道路整備を行い、地域に貢献していくことを目指しています。
利用者のニーズを踏まえ、幅広い視点から道路の持つ機能や役割を最大限発揮させることを考え、道路計画を立案しています。
また、さまざまな災害への対策として、これまでの幅広い経験により蓄積された技術力を駆使し、道路防災に関する取り組みを行っています。
道路設計は、平面線形や縦断線形の設計、横断設計、排水設計、交差点設計、およびそれに付帯する構造物設計など多岐にわたります。また、近年維持管理の重要性が高まっていることを受け、維持管理を確実かつ容易に行うことができるよう、設計の段階から配慮することが必要です。
道路設計においては、法令による各基準を遵守することは当然ですが、その中で最適な道路設計を提案できるよう心掛けています。
わが国の道路は高度経済成長期に集中的に整備されたため、今後、道路構造物の老朽化が急速に進行し、補修や更新の増加が想定されています。
こうした背景から、将来の負担を軽減するために計画に基づく維持修繕を行い、予防保全によるライフサイクルコストの縮減を目指して、道路維持管理計画を策定していきます。
擁壁をはじめ盛土、トンネル、法面などの道路構造物は、急峻な地形を擁し、また、厳しい空間制約のある都市部を多く抱えるわが国において、欠かすことのできない重要な構造物です。
道路構造物の構造形式は、擁壁ひとつ取ってみても非常に多岐にわたります。わたしたちは、これまで培ってきた豊富な経験や知識を駆使するとともに、最新の工法などの情報をいち早く取り入れ、最適な道路構造物を提案します。
業務名(略称) | 発注者 | 業務概要 |
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H26 小松島佐那河内線 徳・多家良 道路詳細設計業務 |
徳島県 東部県土整備局 |
【道路詳細設計】 主要地方道小松島佐那河内線において、延長約300mの道路拡幅詳細設計を実施。業務箇所付近の現道幅員は約4mと狭く、屈曲箇所も存在する。本業務では、このような交通安全上の問題点の改良を行った。 |
広島20号線測量設計委託業務 | 松茂町 | 【道路詳細設計】 松茂町広島において、松茂町道広島20号線に接続する延長120mの道路詳細設計を実施。 詳細はこちら。 |
H25 松茂吉野線 北・中村 歩道設計業務 |
徳島県 東部県土整備局 |
【歩道詳細設計・平面交差点設計】 主要地方道松茂吉野線と県道鯛浜中村線との交差点改良詳細設計および三ツ合橋までの区間における歩道拡幅詳細設計を実施。本業務では、自転車歩行者の安全性を確保し交通の流れをスムーズにするための交差点改良と歩道拡幅の詳細設計を行った。 詳細はこちら。 |
H25 勝浦佐那河内線 左・下 道路詳細設計業務 |
徳島県 東部県土整備局 |
【道路詳細設計・平面交差点設計・一般構造物設計等】 主要地方道勝浦佐那河内線において、延長約250mの道路詳細設計および平面交差点設計を実施。平面交差点設計では、現況交差点が抱える問題点を抽出し、安全性の高い交差点改良を行った。 |
H22 山城東祖谷山線/三好市西祖谷善徳C5 道路設計業務 |
徳島県 西部総合県民局 |
【道路詳細設計・一般構造物設計】 主要地方道山城東祖谷山線において、延長約50mの道路詳細設計および一般構造物設計を実施。業務箇所付近の現道幅員は狭小で屈曲箇所も多い。本業務では、このような交通安全上の問題点の改良を行った。 |
H21 鳴門池田線/東みよし町昼間T11 道路設計業務 |
徳島県 西部総合県民局 |
【道路詳細設計】 主要地方道鳴門池田線において、延長約200mの道路詳細設計を実施。 |
H21 美馬塩江線道局生美・美馬入倉 道路詳細設計業務 |
徳島県 西部総合県民局 |
【道路詳細設計・一般構造物設計】 主要地方道美馬塩江線において、延長約200mの道路詳細設計および一般構造物設計を実施。業務箇所付近の現道幅員は約3mと狭く、屈曲箇所も多い。道路改良計画は幅員5.0mの1車線道路を基本とし、川側に擁壁を構築しながら線形改良と拡幅を行った。一般構造物設計では、砂防指定地および地すべり防止区域であることに配慮し形式決定を行った。 |
H20 竹ヶ谷鷲敷線那賀町相名 道路設計業務 |
徳島県 南部総合県民局 |
【道路詳細設計・一般構造物設計】 一般県道竹ヶ谷鷲敷線において、延長約250mの道路詳細設計および一般構造物設計を実施。業務箇所付近の現道幅員は約4mと狭く、屈曲箇所も多い。道路改良計画は幅員7.0mの2車線道路を基本とし、山側の切土および川側に擁壁を構築しながら線形改良と拡幅を行った。 詳細はこちら。 |
町道658号線歩道設置測量設計業務 | 北島町 | 【歩道詳細設計】 北島町道658号線において、延長約300mの歩道詳細設計を実施。歩道の横断構成は交通バリアフリーの基本構造を取り入れセミフラット構造とした。また、歩道舗装は商業地や通学路であることからカラー舗装を採用し、すべり抵抗性の維持と排水性、走行性確保の観点から透水性舗装を採用した。 詳細はこちら。 |
平成25年度 田野地区外道路設計業務 | 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 |
【一般構造物設計】 四国横断自動車道(阿南~小松島)において、一般構造物の詳細設計、道路設計関係その他設計などを実施。 |
平成25年度 立江櫛渕地区構造物設計業務 | 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 |
【一般構造物設計】 四国横断自動車道(阿南~小松島)において一般構造物(箱形函渠および重力式擁壁)の詳細設計を実施。 箱形函渠詳細設計:3基、重力式擁壁:2基 詳細はこちら。 |
平成23年度 徳島管内道路防災対策設計業務 | 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 |
【一般構造物設計】 徳島河川国道事務所管内において、防災対策箇所の一般構造物設計などを実施。 |
H23 徳島上那賀線 上勝・旭 落石対策設計業務 |
徳島県 東部県土整備局 |
【一般構造物設計】 主要地方道徳島上那賀線において、道路災害復旧工事およびトンネル補修工事に伴う詳細設計を実施。災害復旧においては崩壊原因と地質状況を明らかにした上で、ロックボルトを併用したコンクリート吹き付けとストンガード付き山留め擁壁を採用した。 |
H20 国道439号三好市東祖谷落合C1 道路設計業務 |
徳島県 西部総合県民局 |
【一般構造物設計】 一般国道439号(落合バイパス)が三好市東祖谷落合を通過する箇所において、道路構造物の修正設計を実施。当バイパスに計画されている1号トンネルの両坑口部に対し、切土法面の修正設計とトンネル坑門工位置の検討を行った。また、2号トンネルの両坑口部付近の現道拡幅部に対し落石対策設計を行った。 詳細はこちら。 |
H19 山城東祖谷山線/三好市西祖谷田ノ内P4 道路設計業務 |
徳島県 西部総合県民局 |
【一般構造物設計】 主要地方道山城東祖谷山線が三好市西祖谷田ノ内を通過する箇所において、道路改良工事に伴う法枠工詳細設計を実施。業務箇所は現道山側斜面を切土により拡幅する計画であり、切土面は高さ約20mを有する。 |
H26 津田川島線他阿波・市場白水他 道路付属物点検業務 |
徳島県 東部県土整備局 |
【道路付属物点検業務】 道路付属物の現状を把握し安全・円滑な交通を確保するとともに、沿道・第三者被害の防止を図るため、道路付属物の点検などを実施。 詳細はこちら。 |
北島町役場庁舎北側駐車場等設計業務委託 | 北島町 | 【駐車場設計】 北島町役場庁舎北側に職員専用駐車場の整備計画を実施。駐車場の面積は約2,200m2、駐車台数は94台で計画を行った。 |
平成22年度市単独事業椙尾排水路付替工事に伴う測量設計業務 | 阿波市 | 【水路設計】 大谷川および椙尾排水路の雨水流出量や実測による流下能力の調査、さらには対策工の検討を実施。 |