広島20号線測量設計委託業務
既存の桜並木を残すため、車道と歩道を分離した計画を実施
■諸元
道路規格:第3種第5級
設計速度:V=20km/h
幅 員:車道W=0.50m+4.00m+0.50m
歩道W=2.00m
徳島県板野郡松茂町広島において、徳島県の事業である加賀須野橋架替え工事に伴い、徳島県が施工する松茂町道広島20号線に接続する延長120mの道路詳細設計を実施しました。
当該箇所は現道に並行して桜並木が続いており、訪れる方の憩いの場となっています。
歩道設置計画については、桜を伐採し歩道を現道に併設する案も考えられましたが、本計画では桜並木を残し歩道を車道と分離して既設水路上に設置する案を採用しました。
歩道の構造は現場打ちRC床版橋を採用し、既設水路の管理のために10m間隔で管理用孔を設けています。
改良後はより安全に歩行者が通行できるようになり、開花シーズンになると地域の方のお花見スポットとして賑わいを見せています。