大美谷2号橋 橋梁拡幅設計
下部構造は既設橋台からの張出し構造を採用
■橋梁諸元
構 造 形 式:上部構造 単純RC床版橋
下部構造 重力式橋台/直接基礎
橋 長:5.8m
設 計 荷 重:A活荷重
幅 員:3.8m(既設部)+0.7m(拡幅部)
大美谷2号橋は、徳島県那賀郡那賀町当山において1級町道出羽線が大美谷ダムのダム湖に併走している箇所で、北側から流入しているウツゲジ谷川を跨ぐ道路橋です。
本橋梁は、谷部の屈曲部に位置しているにもかかわらず、幅員は3.8mしかなく安全走行上好ましくない状況でした。
本業務では、このような道路状況を改良するため、橋梁前後の道路線形改良と橋梁拡幅の詳細設計を実施しました。橋梁拡幅の詳細設計にあたっては、さまざまな観点から拡幅構造の検討を実施しました。その結果、経済性、構造性、施工性などに優れる「既設橋台に張出し構造を設置し、拡幅部上部構造を支持する構造」を採用しました。