西橋
「変断面RC下路橋」を採用
■橋梁諸元
構 造 形 式:上部構造 RC下路橋
下部構造 重力式橋台/鋼管杭基礎
橋 長:13.9m
支 間 長:13.2m
設 計 荷 重:T-30kN
幅 員:2.2m
徳島県海部郡海陽町浅川において、町道西橋線が二級河川浦上川を跨ぐ「西橋」は、地域の生活道路の一部として重要な役割を果たしています。しかし、架設後40年近く経過して老朽化が進んでいるため、大規模地震発生時の緊急避難通路確保を目的として新たに架替えることとなりました。
この橋の技術的特徴は、次のとおりです。
高齢者が多いため路面高を可能な限り低く、また、緩やかな勾配とするため、「現場打ちRC下路橋」を採用しています。
主桁は緩やかな円弧状の変断面形状とし上部工重量の軽減を図るとともに、周辺の景観にも配慮した形状を採用しています。また、高欄形式は、旧橋のイメージを残すため現場打ち形式を採用しています。